神津善行の文化講座と音楽会 第6回「ロシアの天才少年ピアニスト ドミートリー・シーシキン」
 神津先生の蓄積された音楽文化に耳を傾け、毎回話題に因んだゲストを迎え、演奏を楽しむ講座。
今年度最終回となる第6回は「ロシアの天才少年ピアニスト」と題して、14歳でショパンコンクールジュニア部門の優勝を果たしたドミートリー・シーシキンさんをお招きし、才気あふれる演奏をご堪能いただきます。

2013.3/6(水) 開場13:30 開演14:00(〜16:00)
ゆとろぎ大ホール(全席自由) 入場料 一般 2,000円
※未就学児の入場は出来ません。
【チケット取り扱い・お問合せ】
羽村市生涯学習センターゆとろぎ   TEL 042-570-0707
NPO法人 青梅の青少年を育てる会 TEL 090-5195-3030
 ドミートリー シーシキン(ピアノ)
音楽活動歴
 ドミートリー シーシキンは1992年2月12日、シベリア、ウラン・ウデ市に生まれる。3歳のころより音楽を始める。3歳半で最初の独奏会を開く。6歳で初めてオーケストラと共演する。
 4歳でチェリャビンスク市のチャイコフスキー記念音楽専門学校初等科に入学する。
2001年グネーシン記念モスクワ音楽専門学校中等科(カレッジ)に入学、ロシア功労芸術家ホフロフ教授のクラスで学ぶ。現在同学校9年組に在学中。
在学中シーシキンは数多くのコンサート、音楽祭に参加、入賞した。主なものは下記:
 1.チェリャビンスク市、青少年ピアノ コンクール(1998年)でグランプリ。
 2.第三回青少年ピアノ国際コンクール"大音楽家への階段"、(サンクト・ペテルブルグ市、2000年)、二等賞、(一等入賞者なし)
 3.ビースバーデン(ドイツ、2002年)ロシア音楽祭、入賞。
 4.第五回青少年音楽家国際テレビ コンクール。
  "くるみ割り人形"(モスクワ、2004年)、"金のくるみ割り人形";一等賞。
 5.青少年ピアニスト、ロマン派音楽祭、(モスクワ、2005年)、入賞。
 6.ショパン記念青少年ピアノ国際コンクール(北京、2006年9月)一等賞。
 7.マリア ユージナ記念第8回国際ピアノ コンクール(サンクト・ペテルブルグ、2006年)一等賞。
シーシキンは、グネーシン記念モスクワ音楽専門学校に学びながら、モスクワ、ロシア各都市、海外での演奏活動も積極的に行い、それらを両立させ成功を収めている。モスクワ音楽院大ホール、小ホール、モスクワ国際音楽会館、クレムリン宝物殿ホール、リフテル記念館などに出演するほか、海外でもブルガリア、ドイツ、ユーゴスラビア、イタリア、ポランド、フランス、中国、イギリス、スペイン。
日本で 4回 公演した。
  ロシアの代表的オーケストラとも共演しているが、そのなかには、サンクト・ペテルブルグ カペラ交響楽団(指揮者、ソ連人民芸術家、チェルヌイシェンコ)、アカデミー室内楽団"Musica Viva" 、(指揮者、ロシア人民芸術家、ルージン)、青少年室内楽団、"グネーシンの巨匠たち"、(指揮者、ロシア功労芸術家、ホフロフ)などがある。
  シーシキンは1998年より、国際慈善プログラム"新しい名声"の参加者である。2001年よりウラジーミル スピヴァコフ国際慈善基金協会、2002年より社会基金"ロシア演奏芸術"、2005年よりユーリー ローズム国際慈善基金協会の奨学生になっている。
 ロシア及び海外の報道機関は、この若いピアニストの際立った独創的演奏能力、高度の専門的技術、音楽的才能を認め、新聞テレビにたびたび登場している。2000年にシーシキンはチェリャビンスク市で"若い天才"と指名され、"その年の人"となった。


 神津善行 (こうづ よしゆき)      神津善行の文化講座と音楽会
神津善行の文化講座と音楽会
 作曲家。1932年1月2日生まれ。麻布学園卒業。国立音楽大学器楽科卒業。作曲を信時潔氏に、トランペットを中山冨士雄氏に師事する。主な作品に「交響詩 月山」「小交響詩 依代」などのほか、映画音楽を約300作品を担当する。歌謡曲では、「ママ横向いて」「星空に両手を」「新妻に棒げる歌」など約50曲を数える。著作活動では、「音楽の落とし物」「ぼくの英才教育」「ぼくの英才研究」「浪曲の音楽的考察」「植物と話がしたい」など多数の著書がある。さらに、人間と音の関係、胎教原理、音色論、楽器性格論、植物発信波概論、植物論など、専門研究論文も多数発表している。
 現在は、女性11名の古楽器集団「六華仙」を結成し、植物発信音との競演をテーマに国内、海外公演などを精力的に行うほかに、「音楽裏論」「体験的教育論」などをテーマに講演活動も行い、さらには、東京交響楽団理事、日本民謡協会理事、早稲田大学理工学部特別研究員などの要職でも活躍されている。
 今回の「音楽・文化講座」は、沖縄県や長野県佐久市、茨城県つくぱ市、東京都府中市などで開催され、いずれも好評を得て各回満員の盛況である。


【主催】 財団法人青梅佐藤財団 【共催】 羽村市教育委員会
【協力】 ゆとろぎ協働事業運営市民の会・NPO法人 青梅の青少年を育てる会
発行
企画・運営
羽村市生涯学習センターゆとろぎ
協働事業運営市民の会
〒205-0003 東京都羽村市緑ヶ丘 1-11-5
TEL 042-570-0707